広島県・岡山県にて鉄筋組立て・鉄筋加工を承っております、株式会社翔健工業です。
建設業の転職では、経験年数ももちろんですが、現場業務に関わる資格を持っているかどうかも評価の対象になります。
現場監督でも、建築士・施工管理技士といった国家資格に合わせて、玉掛けといった初歩的な資格を複数持っていることもよくあること。
実際に使うことはなくても、知識があることで業務がスムーズになるほか、安全に配慮できるでしょう。
今回は、主に建設現場で働く方や、基礎的な建設の知識を蓄えたい方に向けて、未経験でも取得できる資格を紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
■ 玉掛け特別教育・技能講習
以前の記事でも紹介した資格（特別教育・技能講習）です。
工場・建設現場で荷物をクレーンで運搬する際に、フックに荷物をくくりつけたり、外したりする作業を、玉掛けといいます。
玉掛けは簡単な作業に見えますが、重い荷物を運搬するため、失敗してしまうと大きな事故につながりかねません。
ロープの強度・長さ・クレーンで持ち上げた時の角度・バランスを見ながら、確実な作業を求められます。
なお、1トン以下の荷物の玉掛けは「玉掛け特別教育」、1トン以上は「玉掛け技能講習」と分けられています。
「玉掛け特別教育」は講習を受ければ修了証を受け取れますが、「玉掛け技能講習」は講習を受けた後に試験を受けて合格しないといけません。
■ 足場の組立て等作業従事者特別教育
建設現場では足場が欠かせませんね。
この特別教育は、足場の組立て・解体・変更に関わるもので、地上での補助作業以外の、足場工事を行う人全員取得が必要です。
足場工事なんてしないつもりだけど？という方もいるかもしれませんね。
たしかに特別教育では、正しい組立て方・安全な作業手順を学ぶものですが、正しい知識を身に付けることで、事故の確率をぐっと減らせるメリットがあります。
基礎的な足場の知識のある人が増えると、現場全体で安全に気を配るようになり、大きなプラスになりえます。
ムダではない資格といえるでしょう。
■ フォークリフト運転特別教育・技能講習
フォークリフトという、動力付き荷役運搬車両の運転ができるようになります。
フォークリフトは重量物の積み取り・運搬・取り下ろしを行いますが、事故も多いため、運転には受講が必要です。
玉掛けと同じで、最大荷重1トン未満は「特別教育」、1トン以上は「技能講習」と分かれています。
フォークリフトは工事現場以外にも、物流倉庫・空港・港湾ターミナルでも使用されているので、資格があると業界を選ばず便利です。
■ 巻上げ機運転特別教育
ウインチ（巻上げ機）とは、ワイヤロープをドラムに巻き付けて、荷物の上げ下ろし、横引き作業などに使用する機械のことです。
建設現場では、建物の上部に設置して、下から荷物を上げられるため、足場工事でよく使われています。
ウインチもまた、使い方を誤ると事故を起こす危険があるため、特別教育が設けられています。
巻上げ機運転特別教育は重量による制限はありません。
■ 移動式クレーン特別教育・技能講習
特別教育は1トン未満の移動式クレーン、技能講習は1トン以上5トン未満の移動式クレーンを操作できます。
トラック搭載型クレーンは、吊り上げ荷重が1トン未満～5トン未満のため、資格があれば幅広い現場で使えるでしょう。
5トン以上の移動式クレーンの操作、そのほかのクレーンの操作には、クレーン免許が必要になります。
なお、玉掛け技能講習を修了していると、技能講習で一部科目を免除してくれます。もしクレーン技術講習を受けるなら、先に玉掛け技能講習を受けておくとスムーズかもしれません。
■ 株式会社翔健工業では、正社員を募集中！
株式会社翔健工業は、広島県福山市を拠点に鉄筋工事を行っている会社です。
現在、正社員で現場作業員を募集しております。
当社では主に、住宅基礎・病院・マンション・工場の鉄筋工事を担当しております。
未経験でも16歳以上であれば、応募OK。
定期的に寸志を支給しているほか、資格取得の支援もいたします。
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■ まとめ
建設現場における資格を取得すると、資格に関わる業務を行えるようになるのはもちろん、安全に対する知識も身に付きます。
安全に配慮できるため、事故のリスクを減らし、作業効率の向上にもつながるでしょう。
転職においても、基礎的な知識があるというアピールができます。
